アルビン号の深海探検で忘れてはならないのは、アルビン号の母船「アトランティス2世号」。2世号という名は、1930年代から60年代にかけて深海探査船として活躍した米のアトランティス号にちなんで付けられたためだそうだ。
アトランティス2世号は、映画の中で、オープニング・タイトル直後の2カット目から4カット目に映るだけだ。全長83m、重さ(総トン数)3200トン、巡航速度は11ノット、研究者24人を含めて60人が乗り込める。船尾にはAフレームと呼ばれるクレーンがついていて、船内に格納されたアルビン号を吊り上げて、海面に下ろす。
アトランティス号の重要な役割は、アルビン号を海上から誘導することにある。精密な海底地形図を作成する装置を積んでおり、GPSなどと組み合わせて、アルビン号に正確な位置と進路を指示する。また、船内には研究室があり、研究者は、アルビン号が収集したデータや採取した生物、岩石を分析、保存したりすることができる。
アルビン号が建造された当時、母船を務めたのは、海軍の掃海艇を改良したカタマラン(双胴)型の「ルル号」だった。相棒の佐藤は、ルルが母船の当時、番組取材で乗ったが、双胴船は、全方位に揺れがひどく、激しい船酔いに悩まされたそうだ。


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